AIトレード研究所
ステップ 6 / 6100%

MT5・EAが動かないときの逆引き──症状別の診断フロー

「EAが動かない」「回線不通と出る」「ログインできない」「注文が出ない」──MT5でつまずく症状を、原因の切り分け順に沿って逆引きできるページです。9割は同じ数カ所でつまずくので、上から順に確認すれば大半はここで解決します。

MT5とEAのトラブルは種類が多そうに見えて、 実際につまずく場所はほぼ毎回同じ数カ所です。 このページは、症状から原因へ最短で辿り着くための逆引きです。 自分の症状の見出しへ飛んでください。

症状1:EAをチャートに入れたのに、何も起きない

一番多い症状です。原因は上から順に潰します。

① チャート右上のマークを見る

EA名の横のマークが状態をそのまま教えてくれます。 EAが動いている状態のマークになっているかをまず確認してください (動いていない場合、マークの表示が変わります。マークの意味はMT5のバージョンで 表示が異なるため、EA名の横に何が出ているかをそのまま次の②③と突き合わせます)。

② 全体の「自動売買」がオンか

上部ツールバーの自動売買ボタンが緑になっているか。 赤なら全体スイッチがオフで、どのEAも自動発注できません(EA自体は 計算を続けますが、注文だけが止まります)。クリックで切り替わります。

③ そのEA個別の許可がオンか

EAのプロパティ(チャート上で確認)で**「自動売買を許可する」に チェックが入っているか。②と③は独立した2つの許可**で、 片方だけでは動きません(初回起動の手順5で詳述)。

④ ツールボックスの「エキスパート」タブを読む

下部ツールボックスのエキスパートタブに、EA自身のログが出ます。 ここに赤字やエラーが出ていれば、原因はほぼその行に書いてあります。 読めない英語でも大丈夫です──その行をそのままAIに貼ってください(後述)。

⑤ 「動いているのに注文しない」は、正常の可能性

EAは条件が揃うまで何日も注文しないことがあります。 故障と区別する方法は初回起動の記事の ログ確認を参照してください。ログが流れていれば、EAは生きています。

症状2:右下に「回線不通」と出る・チャートが止まっている

MT5がサーバーとつながっていない状態です(切断時の表記はバージョンにより 異なりますが、右下の接続表示とチャートの停止で分かります)。

確認 内容
1. ネット接続 ブラウザで適当なサイトが開くか。開けなければMT5の問題ではない
2. サーバー選択 右下の接続表示から接続先を確認。見つからなければ**[ファイル]→[口座開設]でブローカー名を検索**し、口座のサーバー名と一致するものを選び直す
3. デモ口座の期限 業者によってはデモ口座に有効期限があります(業者比較の表参照)。期限切れ時は新しいデモ口座が自動作成される場合があり、されなければ再作成する
4. 業者側メンテナンス 週末・早朝はメンテナンスで接続できない時間帯があります。土日は相場自体が閉まっています

症状3:「無効な口座」と出る・ログインできない

入力する情報は3点セットで、どれか1つ違うだけで入れません。

  1. 口座番号(ログインID)──メールアドレスではありません
  2. パスワード──ここで注意。口座には取引用(メイン)と閲覧専用(投資家)の 2種類のパスワードがあります。投資家パスワードでログインすると、 接続も閲覧もできるのに取引(発注・決済)だけができないという紛らわしい状態になります
  3. サーバー名──同じ業者でも複数あります。口座開設メールに書いてある 名前と完全に一致するものを選びます

3点とも口座開設時のメールに書いてあります。見つからなければ 業者のマイページから再発行できます。

症状4:注文だけが失敗する(接続はできている)

エキスパートタブ・操作ログに出る代表的な原因です。

ログの表示(代表例) 意味 対処
No money(コード10019) 資金に対してロットが大きすぎる 銘柄仕様の最小ロット(多くは0.01)まで下げて再確認
Invalid stops(10016) SL/TPが現在価格に近すぎる等 業者の最小ストップ幅を確認。EAの設定値を広げる
Market closed(10018) その銘柄が取引時間外 土日・早朝が代表例。銘柄仕様の取引時間を確認して待つ
Trade disabled(10017)/ AutoTrading disabled(10026・10027) 口座・サーバー・端末のどこかで自動売買が無効 症状1の②③と、業者側の口座設定を確認
Invalid volume(10014) ロット数が銘柄の条件に合わない 最小・最大ロットと刻み幅を銘柄仕様で確認

エラーコードの完全な一覧は MQL5公式のリターンコード表にあります。 ただし表を暗記する必要はありません──次の方法があるからです。

万能の最終手段:ログをそのままAIに貼る

このページに載っていない症状でも、解決手順は同じです。

MT5でEAが動きません。エキスパートタブのログを貼ります。
原因の切り分け手順を、初心者向けに1つずつ教えてください。
(ここにログをコピペ)

エラーメッセージは翻訳も要約もせず、そのまま貼るのがコツです。 番号や英語のまま貼るほど、AIは正確に原因へ辿り着きます。 Claude Codeなら、ログファイルを直接読ませて 調査から対処まで任せることもできます(活用10選の#7)。

症状早見表

症状 まず見る場所 詳細
EAが何もしない 自動売買ボタン(全体)とEA個別許可 症状1
回線不通 サーバー再スキャン・デモ期限 症状2
ログインできない 3点セット(番号・パスワード種別・サーバー名) 症状3
接続OKなのに注文されない 投資家パスワード疑い→エキスパートログ 症状3・4
バックテストが変 テスト設定のスプレッド・期間 バックテスト入門
24時間動かしたいのに家のPCが VPSという選択肢 VPSの記事

次に読む

→ EAをはじめて動かす手順(正常な状態の作り方) → Claude Codeのトレード活用10選(調査ごと任せる)


※画面の名称・表示はMT5のバージョンや業者により異なる場合があります。 記載内容は一般的な確認手順であり、個別環境での動作を保証するものではありません。

最終更新: 2026-08-19

書いている人

管理人

AI(Claude)を使ってXAUUSDの自動売買を自作し、検証と運用を続けている開発者。

EAを「買う側」が損をしないための情報をまとめています。手順はすべて自分の環境で検証してから書いています。

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